GARAGE WORKS

diary

number:

110

2013.02.18

飽きっぽい自分の生かし方

ITA

 

 

 

最近はこんなのも作った。

合板じゃなくて、無垢のラワン材(安いけど木目もキレイで磨くとステキになるよ)を切って、丁寧にヤスリをかけてツルツルにして、焼き印がないから(欲しい!)お店のスタンプを押して、最後にOSMOのクリアを塗って仕上げ! ピザを置いてみたり、ランチのプレートで使ってみたり、簡単だけど、いろんなものに使えます。なかなかよろし。

 

 

ところで、本題。

 

こうやってい、適当ながらもいろんなモノを作っていると、「職人」に憧れてしまう自分がいる。
っが、性格的にあまり「職人向き」じゃないことも、これくらいの歳になると、何となく分かってきたりもする。
何か「ひとつ」を作り続けることがあまり得意じゃない。だからなんでも作ってみたくなる。手を出してみたくなる。
なんでも作ってみようとするから、ちょっとだけならいろんなことが出来る。でも、何一つ、職人さんのようには出来ない。
はて、どうしたものか、この性格・・・・
なんてちょっと悩んだ時期もあった。
でも、最近気がついた。
職人さんの手を借りて、物をカタチにする方法もあるんじゃないかな・・・と。
新しいアイディアを考えるのが楽しいから。いつもいつも、新しいアイディアを考えて暮らせたら、それが一番いいんだ、自分にとっては。

同じものをひたすらいくつも作って腕を磨いていく職人さんに憧れるけど、今のオレには無理そう(まだ諦めてはいませんがね)。
だから、新しいアイディアを考えて、まずひとつ、ヘタクソながらも自分でサンプルを作り(そこまではできる)、アイディアが完成したら、それを売ってみたくなったら、そのアイディアを持って、職人さんに頼んで作ってもらえばいい。
オレが今から「売れるレベル」の技術を身につけようと思ったら、ひとつの作品を作るのに10年かかっちゃうもん。技術が追っ付かなかったら、どんなけ新しいアイディアを考えても、いっこうに「カタチ」にはならないもんね。それではなつまんない。
でも、職人さんと話す時に「未経験&無知」じゃ、込み入った話は一切出来ない。だから、「最低限の経験と知識」は持っておきたい。最低限の知識と経験があれば、無知よりは遥かに、職人さんからいろんなモノを盗み取れるし。話していても楽しい。

まずは自分でヘタクソながらもアイディアを詰め込んだサンプルをひとつ作りながら、楽しみながら「最低限の経験と知識」を得る。そして、そのアイディアを職人さんに上手に作ってもらい、きちんとした商品として店頭に並べたい。

いろんなことに手を出すけど飽きっぽい自分の性格をなんとかポジティブ活用する為の作戦。
よし、それならいけそうだ。なんか面白くてカッコいいモノないかな。

でも、そうやって、いろんなものに手を出し続けてる間に、そのうち、何歳になってもいいから、最後に「これだ!」っと思える「手に職」に出会えたら、嬉しいんだけどな。

GARAGE WORKS / Minoru Takahashi
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