20代半ばの数年間、ボクシングばかりして過ごしていた時期があった。 やるときはムキになってやる方なので、毎日朝起きてランニングをし毎日ジムに通ってトレーニング。 そんな生活を2〜3年もやってると身体はムキムキ、体脂肪率もマイケルジョーダン並になる。日頃から食べ物にも気を使うし、減量をすれば身体の中のことも色々分かるようになってくる。なんていうか「自分の身体とお話し」ができるようになる。どこの調子が悪くて、何をしたら良くなるのか、なんてことが(もちろん自分なりにだけど)分かるようになる。 怪我をしてボクシングをやめて、もうかれこれ7〜8年か。 鏡やガラスに自分の姿が映ると、ついついシャドーをやってしまう・・・というクセは相変わらずだけど、運動らしい運動は、その間ほとんどしてなかった。 そんで、最近、ついに、その体内の貯金を使い果たしたというか、なんというか・・・ 身体の調子がヒジョ〜に良くない! 悪いというか、よくない! 筋肉が落ちて、脂肪が増え、代謝と血流が悪くなって、なんだか身体が重い。頭がボ〜っとする、ということが増えた。 「ヤベ、このままじゃ、マジでフツーのプクプクのおっさんだ!」 ちょっと寒いし面倒くさいけど、ここはひとつ思い切って、自分の身体を作り直すことに決めた。 やっぱし、デザインだって、他のモノ作りだって、「身体が資本」だもんね。 気持ち良く生きるための、「身体再生計画」始動です。
ちょっと話はそれるが、「食べないダイエット」というのは、ただ不健康になるだけで、メリットも効果もほとんどない、というのがオレの考え。 やせたかったら、まず「筋肉」を付けるのが一番だ。 そして、2番目が「水分(水)」の充分な摂取。 飯は普通にバランス良く食べる。やせたければお菓子やケーキなどの「よけいなもの」はなるべく控える。サプリメントはスポーツ選手でもなければ正直あまり必要ない。日本国内で普通に食事をしてれば、栄養不足とは無縁っす。そして、水分を多くとる。もちろん、ジュースじゃない方がいい。 要は「基礎代謝」のアップ。ほっておいても、タダ生きてるだけで消費するエネルギーの量(基礎代謝)を上げるのが、一番「健康的」にやせる方法だと思う。それには、ある程度の筋肉を付けるのが一番早いってわけ。 単純に、筋肉はエネルギー消費量が高い。そして筋肉が強くなるとそれを支える骨も同時に強くなる。筋肉が発達するとその強さが、そのまま脂肪の増加を押さえつける強さになる。 水分を多くとることで汗やオシッコがよく出る。便通も良くなる=水分と一緒に身体の中の「よけいなもの」を外に出してくれる。血流も良くなり、さらさらになる。血の巡りが良くなると頭の働きも良くなる。 筋肉を鍛えて水分を充分にとることで強い骨と筋肉、スムーズに循環、排出、回復する「健康的な身体」ができる、筋肉がある程度付くことで身体の「基礎代謝(エネルギー/カロリー消費量)」が大幅にアップするので、今まで通りの食事をしていても、筋肉を付ける以前より遥かに「太らない身体」になる。というのがオレの考え方っす。もちろん、オレの経験から来る考えなので、保証はしないけど、まぁ、間違えてはいないと思う。
おいらの場合、ガッツリ付いていた筋肉が徐々に落ち、夜更かし上等で、水分摂取の半分くらいはコーヒです、的な生活を長く続けているので、体内の貯金がすべてなくなり、身体が「そろそろヤバいよー」って言い始めているんだと思う。 えらそうなこと書いといて、自分はぷくぷく太ってますよ、じゃ、説得力がないので、今日も真夜中のランニングに出かけます〜。身体に効果が現れてくるのは、オレ的には2週間〜。そこまでは「信じて続けろ!」だ。
ビバ、基礎代謝アップ!
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