寝起きの子分その弐、ボウ・リトルスカイ。 こいつのオシッコの飛距離&テキトーっぷりは半端なく、いつもトイレの外にはみ出してはオレにため息をつかれています。 引っ越し先では、いかにこいつのオシッコからフローリングを守り抜くかが最近の課題。ただいまアイディアをふり絞り中。
ま、そんな話はおいといて。 今回はちょっと突っ込んだ話を。 この物件の「契約」に関するお話。
この物件を見つけたのは去年の10月。 そして、実際に契約に至ったのが11月30日。なんと2ヶ月間も大家さんとの交渉が続いた訳だ。 そこまでのいきさつは、こう。 ある不動産屋さんに送ってもらった物件情報の中に、えらい近所で、値段も安く、大きさも手頃な物件があった。 家から歩いて5分ほどの場所。 さっそく相方とチラシを片手に物件を視察しに出かけた。 しかし、住所の場所に着いても、探せど探せどその物件は見当たらない。 「あれれ?」と疑問に思いつつ、ないはずはないだろう、っとその工場のマークを思わせる特徴的な形の建物を探がし続けると、ようやく1件、それらしき形の物件を発見! 「ま、まさか、あれか?」っと信じられない気持ちで駆け寄ったオレの目の前に飛び込んできたのが、そう、この物件だ。
これにはほんと、たまげた。でも、「かっけぇ〜!」とつぶやいてしまった。 だってさ、だってさ、そのチラシに載っていた建物の写真は、これだったんだぜ。
これじゃ〜気がつかないっしょ!(笑)
そうなんだ、これは大家さんが「こちらでこのように改装してから貸しますよ」という完成予想図だった訳だ。 「ボロい方が、はっきり言ってカッコいいが、穴だらけでとても住めそうな状態じゃないし、大家さんが自腹でキレイにしてくれるってんなら、ま、そのほうがいいか。金もかかんねーし。」 ぶっちゃけ、はじめはそう思ってた。
この際だから参考までに数字も公表。 最初にチラシに記載されていた貸し出し条件はこんな感じ。
「家賃47万円/敷金10ヶ月/礼金1ヶ月/共益費ナシ」
この条件を高いと感じるか安いと感じるかは人により千差万別、あらゆる条件によって変わってくると思うけど、この時、オレは「安い」と感じた。2〜3年にわたり物件を探し続けて、エリア、場所、広さ、をみればある程度の「相場」の感覚はつかめてくる。その「相場の感覚」から見れば、この物件は、オレの中では格段に安く感じる物件だった。
通常チラシには書いていないが、上記の金額にプラスして、不動作屋さんへの「仲介手数料」と、家賃未払いなどへの保険としてほぼ強制的に加入させられる「保証会社」への保証料の支払いがもれなくついてくる。それが通常、それぞれ家賃の1ヶ月分。つまり、プラス家賃2ヶ月分。これに契約時には最初の1ヶ月分の家賃も同時に支払うことになるから、結局プラス3ヶ月分。 敷金(または保証金)10ヶ月+礼金1ヶ月+仲介手数料1ヶ月+保証料1ヶ月+初回家賃1ヶ月×47万円。 14ヶ月×47万円=658万円。 チラシ通りの条件で借りたら、契約時におおよそこれくらいのお金が必要ってわけだ。
もちろん、このまま額面どうりの条件で借りるつもりなんてないんだけどさ。 さて、ここから、大家さんとの交渉が開始だ。 どこまで値段を下げられるのか?
いったいどうなることやら・・・
その2へつづく。
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