相方とともにゴロー&ボウが物件をはじめて視察。 ホコリで咳き込みちょっとブルーに。ここに住むことになるとは・・・・きっとヤツラはまだ知らないでしょう。
さてさて、引き続き、契約尾のお話。 数日後にきた大家さんからの回答は、 「家賃44万円」「保証金6ヶ月」「礼金1ヶ月」。 オレが最初に投げた数字「家賃47万円→35万円」「保証金10ヶ月→3ヶ月」には遠く及ばないけど、おそらくこんなもんだろうとは思ってた。さて、ここからどうするか・・・? 問題なのは、この時の大家さんからの回答の内容。 「これ以上は無理です。この数字が限界です」という内容だった。 この返事が返ってくると、これ以上の「大幅な値引き」ってのは難しい。んでも、逆に考えると、「確実に借ります」という前提で話を進めれば、「家賃を1〜3万円」「保証金1〜2ヶ月」と、あとちょっとずつ値引きすることは可能なことが多い。 ここでちょっと迷った。 「もう一声」とわずかな値引きをお願いして、もう借りてしまおうかな? だって、もうずっと探し続けてる。正直、もう物件を探すことにウンザリしてる気持ちもある。 ピンッと来てる物件をだらだら交渉していると、その間に他の人が申し込みをかけてきて横からさらわれる、なんてことも何度かあった。(備考:不動産屋さんが「他の人も申し込みかけてるんですよ」という話は8割がた焦らせて借りさせようとする嘘だけど、2割くらい本当ってことがあるので、注意しましょう)
この物件を「借りたい」という気持ちが強かったオレは、大家さんの反応から、家賃&保証金のわずかな交渉に加えて、別アプローチをとることにした。それが「フリーレント」。要は、物件を借り、改装する間の「営業できないけど発生してしまう家賃」をタダにしてくれってやつだ。 「フリーレント」ってのは家賃や保証金が減る訳ではないので、大家さんの「気持ち」的に「お金が出て行く、減る」という感覚があまりしないためか、意外とあっさり飲んでくれることが多いけど、今回の家賃でいえば、フリーレントが1ヶ月、2ヶ月つけば44〜88万円のお金が浮いたことになるんだから、実はかなりの値引きになる素敵な方法だ。
実際、この「フリーレント」に関しては、大家さんもあっさり「2ヶ月」飲んでくれた。そんでついでに保証金は一ヶ月だけ値引き。 「家賃44万円」「保証金5ヶ月」「礼金1ヶ月」「フリーレント2ヶ月」。これが最終回答。 大家さんとやり取りしてる感覚では、もうここがイッパイイッパイ。
「よし、これで借りよう」
オレもここで決断することにした。 もうこれ以上の無駄な交渉は大家さんとの関係を悪くするだけだ。 決断した俺は、さっそく担当の不動産屋さんに連絡して、この条件で借りる意思があることを伝え、実際に物件を見ながら、大家さん側でやってくれる「工事内容」を確認させてもらいたいと付け加えた。 「大家さんがどこまで工事を行ってくれるのか?」は自分の予算にも関わる大きな問題だからね。
ま、ここからが、契約までに長い時間がかかった原因の始まりなんですがね・・・・
次回、最終回・・・にしたいな。
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