GARAGE WORKS

diary

number:

003

2009.10.02

こぶん

Goro

 
 
 

オレの子分。
名前はゴロー。

goro'sのゴローさんの名前をもらった。
おいらの名字が「高橋」だから、まさに、「高橋ゴロー」
うらやましい・・・・
お店ができたら、看板犬にしたいところだけど・・・ま、落ち着きないから無理だろうな・・・
これからもちょくちょく登場します。

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wanted

number:

004

2009.10.02

物件求ム!

Photo

 
 
 

何はともあれ、まずは物件探しだ。
お店ができて、工作場があって、住むとこがある・・・
と、なると、やっぱり3階建てがベスト。
ボロッちくてもいいから、小さな3階建てのビルなんかを改装できたら楽しそうだ。
ボロいほどいいな。奇麗になった時の感動は、そりゃ〜もう、大変だ。
出来れば「一棟」丸ごと借りれる物件がいい。何かを創る時に出るちょっとした音で、苦情を言われる心配もないし。
場所は出来れば、東京の世田谷区が好きだから、まずはそこから探そう。
広さは、そりゃ〜広いに超したことはないよね。まずは広めの物件からリサーチ。
家賃は・・・そりゃ〜安いに超したことはないが、それだと不動産屋さんも探してくれないから、ちょっと高めに設定。値切るのは見つかってからだ。まずは「お金持ってますよ風」でいこう。
 
お店とオフィスと自分の家を一緒にすれば、そのぶんちょっと高くて広い物件を探せるかなって。
ひとつの物件に、全部詰め込んじゃうメリットは、そんなとこにもある。
自分が住むとこだけに、それほど高い家賃は払えないけど、「お店(商売)」をやれば、そのぶんの家賃も一緒にプラスできるって訳だ。そうなると、俄然、探せる物件の幅は広がる。

 

さて、かんじんの物件情報集め。
今回は「希望条件」や「使用イメージ」を書いた用紙を作り、
1、まずは良さげな場所(世田谷区からスタート)にある不動産屋さんに入って、この紙を渡し、お話しして、物件を探してもらう。
2、それだけだとなかなかたくさんまわるのが大変だから、インターネットで世田谷区内の不動産屋を検索し、この用紙をファックス。
3、ついでに良さげな場所をぷらぷら歩きながら、空いてる物件がないか、見て回る(運命的な出会い)

 

まずはここからスタートっす。
さて、どんな物件があるかな・・・

 

そしてみなさん。
下記の条件で、もし「この物件いいじゃない?」と思う物件に、偶然出会いましたら、ぜひご一報を! 本当にその物件に決まった時は、もちろん、オープンしたお店にて、大大大サービスの「永久欠番」ご用意しますよ!

 

★ ★ ★
物件を探しています。
以下の条件の物件を探しております。
良い物件の情報がございましたら。ぜひご紹介ください。

希望条件
●「一棟貸」の物件(2〜4階建/小さめのビル・倉庫・工場などの物件)
●希望エリア 世田谷区(その他 目黒区/渋谷区/港区/品川区)
●延床面積 200平米〜300平米〜(例 3フロアで各フロアが70平米〜100平米くらいのイメージです)
●家賃 〜80万円
※駅から遠い物件、築年数の古い物件でも可。
※1Fで飲食店(カフェバー)での使用を考えております。(詳細は下記) 

 

★1F カフェバー [café garage] 
飲食店(カフェバー)での使用を考えております。
★2F オフィス兼工房 [GARAGE WORKS]
デザインオフィス兼工房での使用を考えております。
★3F 住居スペース
住居としての使用を考えております。

 

情報はこちらまでよろしくお願いします!
[email protected]
たかはしみのる





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shop

number:

005

2009.10.03

KAPIAL

Kapital



 

KAPITALという洋服屋さんがあるんです。
これがまたとんでもなくかっこいい。
ボクがよくいくのは恵比寿にある3店舗。
一番最初に見たのは友達にもらったカタログだった。
「写真集?」と思っちゃうようなカッチョイイカタログで、まずはそこにビビった。ちなみに、カタログは200〜300円くらいで販売してたっけな。カタログなのに「そんなに安くていいの?」と思ってしまうほどの出来。

 

一度お店を見てみようと思って恵比寿へ。そんで、お店に入ってまたびっくり。なんとまぁ、かっこいい内装で・・・一発でハマった。恵比寿にある3店舗はどの店もコンセプトの違った内装。それでいてどこか手作りの匂いがするけど、そのセンスは抜群! はっきり言って、内装だけでも見る価値がある。

 

って、かんじんの服にはなかなか触れてないけど、もちろん服もすごいです。たまげるほどに。
ついでに、モノによっては値段もすごいです。たまげます。
初めて行ったとき、一番最初に見たデニムのパンツの値札が70000円くらいで、思わず笑って、そのまま店を出ちゃったもんな・・・

 

もちろん全部がそんな値段じゃないけど、基本的に値段は高め。

欲しい・・・でも高い・・・

そこで、KAPITALで服を見るようになってから、今までの服の買い方を変えることにした。
ず〜っと着れる服を、本当に気に入った服を少しずつ買う。
元の素材がいいから、着れば着るほど、履けば履くほど味が出るし、擦り切れて破けたらすぐに直してくれる。だから気に入った一本のデニムもず〜っと履ける。だから愛情も湧く。値段が高いから、買う時はちょ〜真剣だ。だから、そのぶん大事にもする。でも、そうやって着続けてもらえる服は、たぶん、幸せ者だ。

 

いいなぁ、と思う店が少しずつ増えて、それをいくつか並べてみると、なんとなく自分の「好きなもの」「好きなテイスト」が見えてくる。今までカタチになっていなかった頭の中のイメージも「かっこいい!」と思うものを見ることで、少しずつ輪郭が出来てくる。
「かっこいいな!」という感覚は、自分の「好きなもの」を教えてくれるから、いいよね。

 

自分が思う「かっこいい!」「好きだ!」に囲まれて暮らせれば、きっと、楽しい。


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information

number:

006

2009.10.04

本作りブログも始まります。

Book

 
 
 

もう出版を初めて十数年が経つけど、なにげに、他の出版社の人たちが、どうやって本を創っているのか、ほとんど知らない。何てったって、出版社で働いたことないし・・・ついでに、他のデザイナーさんがどうやって仕事をしてるのかも、ほとんど知らない。そんなだから、たまに不安になる時もあったりして。
そんな自分たちが、出版について語るっちゅうのも、どうなんだって話だが、ま、「ルールブックには載っていない本作り」というタイトルならいいよねってことで、今までエーワークスのスタッフブログから「本作りのブログ」として、新しくリニューアル。
普段、どうやって本が出来ていくのか? 本に込める思いや著者のみなさんの表情などなど、出来るだけ細かく報告していきたいと思います。
なんかちょっと出版とか興味ある人、よかったらこちらものぞいてみてください。
写真のすぐ横に、バナーがあるよ。
ただし、他の出版社に就職するために役立つ情報などは、一切載ってないと思うけどさ。

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diary

number:

007

2009.10.04

動く部屋

Vw

 
 
 

ボクの相棒。VWのヴァナゴン。
VANとWAGONをミックスしてVANAGONなんだとか・・・
オンボロ車でたまに路上でエンストしたりもするけど、大っきくて、荷物だっていっぱい運べる頼もしい作業車。釣り具を山ほどのせて出かけたり、たまに中で寝てみたり、毎日乗って一緒に出かけるから、もうほとんど「動く部屋」だ。
長く使われていたボロいものが好きな俺としては、まさに、愛すべき存在。エンジン音を聞くと心が落ち着く。乗るたびに「今日もよろしくな」って心の中で挨拶するのが日課になった。
物件が決まったら、この相棒もずいぶん活躍するはず。
それまで、なんとか頑張ってほしいっす。

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diary

number:

008

2009.10.06

ファックス攻撃

Fax

 

 

 

さて、「物件募集」の用紙が出来たから、いよいよ物件を不動産屋にファックス。

 

まずは、不動産屋さんのファックス番号を調べなきゃねってことで、インターネットで検索。
「タウンページ」が早いのかな。「不動産/世田谷区/賃貸」などなど、いくつかキーワードを入れて検索。すぐにでてきた。
でも、よく見ると電話番号は出てるけど、ファックス番号が出てる不動産屋さんのデータは意外に少ない。ホームページがあればいいのだけど、ないとこも多い。
まずは「問い合わせ」でメールアドレスが載っている不動産屋さんには、作った用紙のデータを添付して、挨拶文を書き、すべてにメールしてみた。
そんでその次は、ファックス番号が載ってる不動産屋さんにはそのままファックス。
それでも、8割がたは電話番号のみなので・・・はいはい、結局アナログね。

 

まずは不動産屋に電話。
「もしもし、今物件を探してるんですが、希望条件を書いた用紙をファックスしたいので、ファックス番号教えてもらってもいいですか?」
基本的に、オレの方がお客さんなので、気持ちよくファックス番号を教えてくれる。
そんでファックス番号をメモったら、すぐに用紙をファックス。
これで一店完了。かける100店・・・みたいな感じ?
ま、コツコツですな。

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diary

number:

009

2009.10.06

最強カタログ?

Kirinuki

 
 
 

本屋さんで雑誌をパラパラめくっていると、たまに「おお!これはかっこいいぜ!」と思うお店とかグッズとか服が載っていたりする。そんな時はたいがいその雑誌を買って帰るんだけど、そんなことを何年も続けているうちに、なんで買ったかも忘れてしまったような雑誌が部屋に山積み!
いい加減多くなりすぎたので、部屋のお掃除をする時に雑誌をめくって「気になるページ」だけを切り抜いて、スクラップしてみた。
いや〜、あるある。世の中にはすごい人、モノが、本当にたくさん溢れてるなぁ〜っと改めて実感。おかげで、オレにとっての最強カタログが出来上がった。
たぶん、これがそのままお店のイメージなんだろうな。
お店を作るなら、これはなかなかいい方法だと思う。
見てるだけで、お店のイメージがどんどん膨らんでいく。

 

おかげで、部屋も気分もスッキリ。

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diary

number:

010

2009.10.08

LOGO

Logo



 

そういえば、この日記のタイトルについている「GARAGE WORKS」という名前について何も触れてなかった。
今度作ろうと思う空間のイメージ。それをそのまま名前として付けようと思う。
それは「工房」とか「アトリエ」とか「スタジオ」とか、そんなたいそうなものではなくて、あくまで「ガレージ」で「作業する」。そんなイメージ。それがしっくりくる。
オレの中での「ガレージ」は、ちょっと薄汚れてて、古くて、サビや油の匂いがしたりする。でも好きなものがあって、作業所っぽくて、「働く人」の匂いがする感じ。油で汚れた作業着に、鼻の頭が少し黒くなってる、キラリと光る汗に笑顔が素敵な白人のおっさんのような・・・わかるかな? ま、そんな感じっす。

 

物件が見つかるまでの間に、出来ることからやっとくかってのもあって、まずはロゴ作りの第1弾。シンプルな文字のロゴを作ってみた。作業所は「GARAGE WORKS」。カフェバーは「cafe garage」かな。
まだ思いつきのロゴだけど、これから少しずつ良くしていこうっと。

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diary

number:

011

2009.10.10

店を作る楽しさは?

Ff

 
 
 

この写真はボクがアニキや仲間とやってる出版社「A-WORKS」のアジト。

下北沢にある「cafe-bar FREE FACTORY」
カフェバーであり、イベントスペースでもあり、打ち合わせの場所でもあり、憩いの場でもある。

 

アニキにしてもオレにしても、もともとはBARから出発してるから、出版が中心の仕事になった今でも、やっぱり、自分たちのアジトになるようなお店が欲しかった。
そんな時には不思議とそういう情報が耳に入ってくるもんで・・・
「この物件で店やらない?」という話を聞いて、「やっちゃう?」。それで決まりだ。

 

「やっちゃう?」はいいけどさ、作るのは・・・・オレ・・・?・・・だよねぇ。
というわけで、さっそく大工の友達を一人捕まえ、お店の店長&スタッフ候補の「マスミ&タク」を捕まえ、作業開始。
もともとあったお店の内装を壊すことから初めて、すべてを仲間と手作りで作った。
出版の仕事をほっぽり投げて、作業に没頭すること実に3ヶ月。
水道管が破裂して水浸しになったり、重い材木を死にそうになりながら運んだり、うるさい!とまわりに怒られながら、朝早くから夜中まで必死に作業したり、泣きながらケンカしたり、毎日作業着きて、頭にタオル巻いて、いつもの倍くらい飯を喰ったり・・・
ま、失敗やケンカも山盛りだったけど、おかげで、出来上がった時の飲み会は、最高に楽しめた。
かなりいい思い出。
お店は出来た後も楽しいけど、出来るまでも最高だ。
自分たちの力で作るなら、なおさら。
毎日が喜怒哀楽の嵐。
ドラマのようなことがほんと、いろいろ起こる。

 

今ではもう3年経って、すっかり落ち着いて・・・はないけど、スタッフのみんなは最高の連中。
悩みながらも、日々、お店のことに対して真剣になってくれるから、今でも少しずつお店は成長してる。

 

下北沢に来た時にはぜひ寄ってみてください。

いろんな楽しいイベントやライブもやっとります。
ボクもよく出没してるので、見かけた時はひと声かけてくださいな。

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diary

number:

012

2009.10.13

自分のことくらい。

Schedule

 
 
 

何か新しいことを始めようとする時は、気分転換もかねて自分の「スケジュール帳」を作り替える。
特に、いろいろな仕事が同時進行している時は、このスケジュール帳がすごく大事になるから、昔から、アニキとよく「スケジュール帳の作り方」をいろいろ研究しては、お互いのスケジュール帳を見せあったりしてた。これはいまだに研究中。
オレの場合は、「やることリスト」と「カレンダー」がひとつになったものが好き。今あるすべての仕事と日程が一目で分かるカタチ。
デジタルでのスケジュール管理は苦手なので、基本は手書きっす。
さらにやることリストを「デザインの仕事」「店の仕事」「プライベート」「その他」などに分けて、出来るだけ頭の中を整理できるようにする。終わった仕事は線で消す。いっぱい消えると気持ちいい。
小さなスケジュール表は「今日やることリスト」兼「メモ帳」。
一日にやることがギッチリ詰まっている時だけ使う用。

 

ずっと出社義務のない仕事をしてるから、自分のことくらいは自分で管理する癖がついた。
やることが少ししかない場合は「記憶」でだいたい管理できるけど、やること山盛りになってくるとそうもいかない。覚えきれなくなった細かい仕事が漏れてきて、その穴埋めに時間をとられ、結局、大事な仕事も前に進まなくなる・・・仕事が進まなくなると、さらに積み重なって、もう記憶しきれなくなって、最後には思考回路停止・・・という悪循環に陥りがち。

 

全部の仕事を一度書き出して、「これは今日やること」「これは明日やること」って頭を整理できると、「なんだか良くわからんけど忙しい」っていう不安な気持ちがなくなる。
「明日悩むべきことに、わざわ今日悩む必要はない」。
これはすげー忙しくなった時に自分に言い聞かせる合言葉っす。

 

頭をスッキリ整理して、今日も一日頑張りましょ〜。

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