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044
2010.05.05
懐かしのお祭り
横浜に引っ越してくる前、小学2年生までは東京の港区・高輪に住んでいた。
高輪なんていうと、ちょっとセレブな香りがするが、ザ・団地です。
まぁ、この団地内で繰り広げられたガキンチョ軍団でのハチャメチャライフのおかげで、「社会の掟」は一通り学んだような気もする。
そんな幼少時代のお楽しみの1つ。それは毎年5月の3〜5日あたりに開催される「清正公大祭」。
どんなお祭りかなんて、子供にとってはどうでもよくて、とにかくハチャメチャな数の屋台がずらりと並び、金魚すくいに、綿アメ、水飴、ソースせんべい・・・などなど、とにかくガキンチョにとっては「アガる」要素満載!の毎年恒例の一大イベントだ。
毎年この時期が来ると、親にお小遣いをもらい、夕方から仲間たちと出かけ、少ない小遣いをどう有意義に使うかで真剣に頭を悩ませながらも思う存分満喫し、帰りにおかーちゃんに「ベビーカステラ」を買って帰る・・・というのがお約束のコースだった。当時夢中になっていたのは、水飴、ソースせんべい、ヨーヨー釣り、コイ釣り、ウナギ釣り・・・って、なにげにこの頃から釣りばっかりだが、特に「ウナギ釣り」はハチャメチャに難しく、一度たりとも釣れた試しはなかった。まぁ、今思えば、釣れたところで、そのウナギどうすんだって話もあるけど・・・
そんな思い出を久〜しぶりに思い出し、ウナギへのリベンジもかねて、いざ、清正公大祭へ。
ちょっとワクワクしながら到着。
まず一番最初に思ったのは「あれ? こんなに小さかったっけ?」。
うん、オレも大人になりましたよ。これはしゃ〜ない。
あの頃よりはずいぶんお店の数も、人の数も減って、いくぶん寂しい気もしたけど、それでも変わらぬ「空気感」はそこに残っていて、あっという間に子供の頃に戻ったような気持ちになった。
きっと、一度や二度くらいは、昔の同級生とすれ違ったんだろうなぁ。
ビールに焼き鳥、モツ煮に、たこ焼きに、トウモロコシに、ベビーカステラ、水飴、ソースせんべい(食い過ぎ!)と、昔とは微妙に違う「大人の?」メニュー構成を満喫。気持ちいい夜風が吹く、楽しいひと時でした。
・・・にしても、ウナギ釣りが見当たらず、リベンジならず! くそ〜。
最近の子供はウナギ釣りなんてしね〜のかな。
ゲームするより、祭行けよ〜!
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