少し前の製作ラッシュの影響か、最近自分の身体が色々なものを「インプット」することを求めてる。 普段あまり読まなかった本を急に読み出したり、最近あまり買わなくなったデザインの本や雑誌を買ってみたり、音楽や映画への欲求がむくむく湧いてきたり・・・ そんなときはその欲求を抑えず、気の向くままにアンテナを張ってると、ほんとうにいろんなものがひっかかってくる。きっといつも、同じように身の回りにこういった情報は溢れてるんだろうけど、そこに「周波数」を合わせないから気がつかない。今の自分の周波数は「インプット」にピタリ。自分に良い影響を与えてくれるモノ、人、作品たちが目に、耳に、自然に飛び込んでくる。
自分の言葉で言うと「周波数」。ラジオみたいなもん。カッコ良く言うとバイブス・・・みたいな感じ? 人間関係も一緒だね。似た者同士、同じバイブス、同じ周波数の仲間が集まるのは、自分にとってはすごく自然なことに感じる。動物的。だから、仲間=自分。仲間は自分の鏡。良い仲間がまわりにいるなと感じれば、それは自分も最高ってことかなって思う。逆に、仲間が悪いのは自分のせいじゃんって。思うことにしてるんだよな・・・・って、また話それちゃったよ。
そうだ、そんな「インプット」のタイミングで出逢った一本の映画。
オイラは説明が苦手なので、サイトから拝借 『2009年11月26日に首都高速で追突事故に遭遇したGOMAは、記憶の一部が消えてしまったり新しいことを覚えづらくなるという高次脳機能障害の症状が後遺し、後にMTBI(軽度外傷性脳損傷)と診断された。一時はディジュリドゥが楽器であることすらわからないほど記憶を失っていたGOMAがリハビリ期間を経て徐々に復活する過程を、GOMAと妻すみえの日記を交えて振り返りつつ、突然異なる映像が頭の中に飛び込んでくる症状「フラッシュバック」をアニメーションで表現。WWWで行なわれたGOMAのスタジオライブの模様と過去映像、そしてフラッシュバックが共存する、文字通り「全く新しい形の3D 映像作品」であり、まぎれもない「家族愛の物語」である。』
ディジュリドゥアーティストのGOMAさん。そして事故で脳に障害を受け、過去の多くの記憶(思い出)を失い、またほんの少し前の記憶すら失われていくという毎日の中で、それでも「そこ」から前を見て、新しい記憶を少しずつ積み重ねていこうとする姿を追ったドキュメンタリーという記録。 初めて触れたディジュリドゥという楽器の「地球の鼓動」とも言われる音、それを吹くGOMAさんの姿、前に進もうとする意思、自由という言葉の意味、思い出、記憶、記録・・・いろんな意味で素直に感動。 「I Believed the Future.〜未来を信じる」というメッセージ。 いやぁ・・・
誰もが感動する作品なんてないんだろうけど、個人的には超オススメ。 どこでも観れる映画じゃないけど、オイラは渋谷で。 単純に、ディジュリドゥのライブ映像としてだけでも、金払う価値ある。ディジュリドゥ、マジすげっす。 ノリノリとはほど遠いオレの身体ですら、自然に動いちゃったもん(笑) 思わず衝動買いしたCD。夜中にこっそり聞きながら、微妙に身体揺らしてます。
久しぶりに、ライブ行っちゃおうかな・・・・ |
音楽をそれほど聴かずに育ってきたオレでも、過去に何度か音楽に「ハマった」時期がある。 小学生の時に、なぜか「スティービーワンダー」にはまった。初めて買ったレコード。 ちなみに、クラスの発表会で友達を四つん這いにさせてピアノに見立て(いや〜、ホントしょうもない)、スティービーワンダーのモノマネをしたら、誰1人理解できず、ドンビキ・・・ちょっとしたトラウマっす。
中学生で「ブルーハーツ」にハマった。これは強烈だった。全曲ハシからハシまで暗記して、朝から晩まで歌い続けて毎日を過ごした。ホウキはギター。バケツはドラム。でも、ライブ映像のヒロトの弾けっぷりを見てビビって、ライブには結局行けなかった。根性なし。
高校生でラップにはまった。高校は横須賀、米軍基地とネット1枚のおとなりさん。アーティスト名も分からないラップをラジカセで聴きまくった。ラジオはいつもFEN。おかげで今でも黒人は恐いけどなぜか大好きだ。カッケーって思う。
それ以降は空白期間。 もちろん、好きなアーティストはたくさんいたけど、朝から晩まで一日中、何周しても飽きずに聞いてるような、強烈にハマったアーティストってのは、なかなかいなかった。
そんで、久しぶりに強烈にハマったのがCaravan。ホント、良く聴いた。 音楽はもちろん最高だけど、自分では不思議だった。ブルハーとか、ラップとか、そういうのとはまた違った、不思議なハマり方。わかるかな? 自分の中のどうしようもない訳の分からん「怒り」「爆発」みたいな物をのっけたハマり方じゃなくて、いつもの生活の中で、いつも聴いてる音楽。そんな感じだ。 初めて聴いたとき「福山雅治?」って思ったけど(笑)。
店を作ったら、ライブをやってほしいなぁ〜っと思っていたから、実際にやるって話になった時は素直に嬉しかった。スタッフのみんなもなぜかCaravan好きが多かったから、なおさら。 最初のうちからずーっと聴いていて、どんどん音楽もレベルアップして、そしてまた原点に。最近の彼の音楽を聴いてると、そんな風に感じる。 「あの頃」に戻るんじゃなくて、進化したその先で「原点」に戻った感じが、個人的にはすごくリスペクト。 それって意外と難しいこと。 「あの頃のオレに戻ろう」なんて、本当は一番やっちゃいけないこと。そう思っちゃった時点で、もう心は折れちゃってる。どんな道を通っても、「今ここにいる自分」がベスト。いつだって、今がベスト。
最近、MVがアップされたから、ぜひ一度。すごくいいね。あいかわらずだ。
お店ではCDの販売もさせてもらってます。 こちらも最高っすね。音楽は感覚だから、言葉ではうまく言えないけれど。
おかげさまで、ライブのチケットは、まさに「あっ!」という間に数秒で完売してしまいましたが、当日のライブ、今から楽しみです。
※写真はSoulTreeのWebページ制作時におかりした写真を使用させていただきました。
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先日、馬事公苑にあるTSUTAYAで本を見たついでにボールペンを買おうと文具コーナーをのぞくと、なんだかやけに素敵なものが売っていたので、思わず衝動買い。 ちなみに、オレは文具が大好きです。特にノートが。あと封筒も好きだ。 もうそりゃ〜、向こう10年はノートいらないよねってくらいに、思わずいいノートがあると買ってしまう。どうしたらいいんだろう、このクセは。 今回もまぁ、その延長みたいなもんで、変わったノートに小さなメモ帳、ついでにクラフト紙でできた封筒。
まずはこの「FREE CASH BOOK」と書いてある変わったノート。 スペースジョイというところが輸入元みたいだけど、それ以上は不明。 半分手作りのようなノート。中には封筒がたのポケット、ノート部分はにはスタンプで押したようなアバウトで素敵な文字が印刷されている。 「自分で作ることができるかも」という、いいお手本になるノート、っちゅうことで購入。735円。
お次は「MIDORI」が出しているノート。ここは「TRAVELER'S NOTEBOOK」で有名な会社だよね。 小さなメモ帳が欲しくて、シンプルなデザインと紙の質感が気に入って購入。525円。
こちらもMIDORIが出してるやつで、ちょっとイカした封筒。 これもいいね。誰かにちょっとしたギフトやお手紙を出す時に、これを使うとかなりいいかな、と。 これにちょとしたイラストやスタンプを押すと、たぶんオシャレだ。 小サイズ483円。大サイズ588円。各6枚入り。
こうして日々、少しずつ、お気に入りを身の回りに増やしていくわけです。 無駄遣い?・・・・返す言葉もないですな。 |
先日の雪の夜。 兄貴家族が世界旅行から一時帰国中ということで久しぶりに高橋家一同、横浜の実家に集合。 おせち料理なども登場し、ずいぶん遅いお正月です。 夕方から降り始めた雪が、なかなか「正月気分」を演出し「いいねぇ〜」などと言いながらワイワイと夕食会。 ひとしきり飯も喰い終わり、ふと外を見ると、もうずいぶんと雪が積もってる。 車で来てる妹は「怖い怖い!」と言いながら早めに帰宅。オレも車なんだけど、「ま、まだ大丈夫っしょ」と、兄貴とくっちゃべりながらしばらくダラダラしてから、1時間後にアニキ&サヤカさん、海、空を乗せて実家を出発。 「まぁ、ゆっくり行こうよ」などと言いつつ、車を走らせ高速へ。この時点で「ここ横浜?」ってくらいの雪化粧。すでに吹雪き。これ、けっこうヤバいんじゃね? 「ちょっとリアルにヤバくなってきたから慎重に行くわ」と、アニキにいいながら、高速の緩いカーブをのろのろと走っていると・・・・ ・・・・・? あれ? ブレーキがきかないんですけど・・・ハンドルが・・・・ やっば〜〜〜い! 雪でタイヤがスリップし、ハンドル操作もできぬまま、まっすぐガードレールめがけて車は一直線に。 ・・・ぴた。 な、なんと、幸運にもガードレールの20センチくらい手前で停車。あぶね〜。気を取り直し、またのろのろ走り出すも、ますます降り積もる雪で、状況は悪くなるばかり。 あとで分かったことだけど、この時点で高速の入り口はすでに通行止め。 まさに、間一髪、滑り込みセ〜フ!で魔のスイートスポットに迷い込んでしまったわけですな。 このままじゃヤバい。まぁ、オレ一人とかアニキとふたりならまだいいが、サヤカさんや海、空もいるし、これ以上アブね〜目に遭わせるわけにはいか〜ん。こりゃ、高速降りて、アニキたちにはタクシーで帰ってもらった方がいいな・・・・ そんなとっさの判断で、目の前に現れた出口へ。 しか〜し、この高速出口がタチ悪かった! ぐるりとカーブした上り坂。しかも前にはスリップする車が2台。後ろにも車。もう後戻りはできず、しかも、当然のようにオレの車も大変。坂の途中でタイヤは空転。ヤッベ〜っとなった時に、すかさずアニキ&サヤカさんが外に飛びだし車を押してくれ、スリップしながらもなんとか坂の途中に停車。さすが!世界サバイバル中の夫婦!危険回避能力が高い! マジで助かりました。 いや〜、ほんと、久しぶりの大ピンチに、足が震えた。 もうさすがに、これ以上前には進めないねということで、アニキたちにはタクシーで帰ってもらい、オレは動けない車の中でポツリ、「さて・・・・」 まずはJAFに電話。・・・って、ぜんぜんつながらな〜い! ま、そうだよね。オレと同じような目に遭っとる人が、いっぱいいるんだね。 ふと周りを見ると、パトカーや救急車、JAFの車がひっきりなしに走り回ってる。「こりゃ〜、もう今日は帰れないかもなぁ〜。ま、これはこれで、面白いか・・・」 なんて、雪の中でタバコを一服してるとき、ふとある男の顔が頭に浮かんだ。 その男の名は根岸。 神奈川県の三浦で中古車屋を営むオレの高校時代からの友達。 ただいま夜の1時。 と、いいつつすかさず電話。 「オ〜ッス! 寝てた〜? 今さぁ、高速でさぁ、・・・・そんで、チェ〜ンをさぁ・・・」 根岸というのはずいぶんと優しいやつで、昔からオレがピンチな時はいつも助けてくれる救世主のようなやつ。 その昔、オレが仲間と店を始めたいと言って相談した時は、そん時金のなかった根岸は自分の散髪代まで貸してくれたし、オレが群馬の山奥で車をぶっ壊した時も夜中の3時に群馬まで駆けつけてくれた。 そして今回も・・・救世主登場!チェーン持参。 ありがと、根岸。 もう昔っから、毎週のようにネギシの家に友達と押し掛け、酒を飲み、大騒ぎし、親父さんには夕食をごちそうになり、お母ちゃんには朝食をごちそうになり、ネェちゃんにも迷惑をかけまくり、ついでに犬までおびえさせ・・・と、これ以上ないくらいにお世話(迷惑)になっているオレは、せめて自分の買う車くらいは一生、根岸のところから買おうと決めている。ま、それくらいでは当分借りは返しきれないので、エーワークスの洋平やニヘイも根岸のところから車を買ってくれている。 そんなわけで、オレ一人では当分この借りを返しきれないので、車の購入をお考えのあなた! エーワークス御用達の中古車屋、根岸壱英(ネギシイチヒデ)ことネギシの「協栄自動車販売」で車を探してみては? <神奈川県三浦郡葉山町木古庭1563−3 TEL046-878-6800> ネギシに電話して「高橋実のブログを見て連絡しました」と言ってもらえれば、きっと良くしてくれるはず・・・「してくれよ!」と言っておきます。 あ、ちなみに、お父さんもお母さんもネェちゃんも「根岸」なので、電話した時は「イチヒデ君」に言ってね。念のため(笑)。 ぴーえす。 いや〜、それにしても、今回はほんと、いろんな人に助けられ、どうにか家に辿り着いた。 夜中に駆けつけてくれた根岸はもちろん、アニキも家族を先に家へ帰らせ、一人最後までチェーンを探して街を走り回ってくれたし、横を通りかかったジープのおじさんが、わざわざ降りてきて、高速の出口まで、オレの車を牽引してくれたり。サヤカさんにも吹雪の中、ずいぶんと車を押させたし・・・ う〜ん、ありがたい・・・そして、オレ、自然ナメ過ぎ! 釣りをしながら、ずいぶんと自然のことが(少しずつだけど)分かるようになってきたつもりだったが・・・全然分かってないじゃ〜ん! 今回は深く反省、そして感謝。
ぴ〜えす:2 夜中の4時。家に帰ってなぜか寝付けず、衝動的に屋上で作った小さな雪だるまは、次の日ゴロタにあっけなく壊され、食べられましたとさ。 |
今日、見ました。映画「AVATAR」。 いや〜、人の想像力ってやつはほんとすごい。 |
意外なところで意外なモノに出会うもんで。
あ、そうそう、チョコレートといえば「ダース」もなかなかうまいね。あのベーシックな赤いミルクチョコね。
でもこのチョコレート、コンビニでみないなぁ・・・ |
こうしてなんだかデジタル社会になっちゃうと、誰かに直接手紙を書く、なんてことがすごい少なくなるね。でも逆に、たま〜にある、紙に書く手紙は、なんだかすごく重要な時だったりするね。 そんなわけで、今回もちょいとした用事で手紙を何通か書こうと思ったんだけど、なんせ、オレの場合字が汚い・・・。そりゃ〜もう、ひどいもんだ。普段は「筆記体なんだよ!」ってごまかしてるが、手紙だと、ちとまずい。せっかく書いても、相手が見た瞬間に、まず「字きたね〜!」とか思われると、さすがのオレもちと寂しい。 |
雑誌デザインに追われる日々がようやく終了。
でもさ、20代前半の頃は気にもしなかったけど、やっぱり「住むところ(環境)」っていうのは大事だよね。帰ってくる場所。ほっとする場所。飯を喰う場所。寝る場所。自分の空間・・・なにげに、生きていく上で大事なことはほとんどこの空間の中にあるじゃないかぁ〜。
そんなこんなでつい先日、自分の仕事スペースを奇麗に片付けてみたところ、とんでもなく仕事がしやすくなってびっくり! 特に大それたことはなく、単純に、家具の配置を変えて、モノを奇麗に整頓し、新しい作業台の板を1枚塗っただけなのに、なんだこの、気分のすっきり感は・・・?
そんな印象がすごい強くて、よかったらみんなも、なんとな〜っく気が付いちゃいるけど、そのままにしている、微妙に使いづらい家具の配置変えや部屋の整頓を、この際だから思い切ってしてみたらどうですか〜? すっきりするよ〜!というお話でした。 |
デザイン作業に追われ、あまり眠れぬ夜が続きます。
ゴロタが噛んでいるのは靴です。 って、まぁ、そんな話は置いといて、この噛まれている靴は愛用のRED WINGのブーツ。
そんな最高に素敵なブーツを愛してやまないのであります。
靴はいいよね。特にブーツは。 |