「作る」までの道のりはまだまだ遠い。 お次は解体作業。
こんなんなってる2階の空間。一度壁から天井から床から、すべてぶっ壊して、新しく作り替えるための解体作業だ。 今回の強力助っ人は相方のお父ちゃん&親戚のヤス君! そしてお手伝いの小僧二人は、店長になる幼なじみのハルキ&オレ。 さ、いってみよー!
「解体作業」っていうと、どんなイメージがあるかな? バールっていうクギ抜きのお化けみたいなでっかいヤツやハンマーでイカツイ男たちがドッカンバッキン力任せに壊しまくる荒々しい、ザ・男の作業・・・ま、オレも似たようなイメージを持ってた。
ところがどっこい、奥深いぜ解体作業。
「解体する」ってことは「作る」ことの逆回転作業。 「どうやって作られたか?」が分からないと、うまいこと解体できないってことだ。 ただ闇雲にあちこちをぶっ叩いていても、時間は過ぎていくばかり。同じところを壊すにも、壊すべき「急所」があって、壊すべき「順番」がある。 「急所」がわからないと、元々壊れにくいように作っているから、ほんと、いくらぶっ叩いてもなかなか壊れてくれない(オレ)。 「壊す順番」も特に大事。例えば天井。天井は柱に支えられていて、調子こいて柱を片っ端から壊したりなんかすると、ドササササ〜ッ!と、ホコリと共に天井が一気に落ちてくるなんていう事故にもつながるから超デンジャラス!
ほんと、解体をなめてた。 ボロボロの2階の部屋をみて、最初「オレ一人でもできるかな」なんて、思っていた自分が恥ずかしい。 お父ちゃん&ヤス君のプロ二人の、豪快で緻密なテキパキ作業を横でみながら、「ほんと、すんませんでした! オレが間違ってました! ありがとうございます!」と、少なくとも30回は心の中で叫んだ。 自分一人でやってたら、終わるまでに1ヶ月くらいかかりそうだ(2週間の入院含む)。
にしても・・・・ ここはいったい、何年間放置されていたんだろう・・・? 天井を壊した時のホコリの量なんて、もう前が見えなくなるくらいで、開けてあった窓という窓から「火事か?」っていうくらい勢いで吹き出してた。オレやハルキなんて、横でのお手伝いだからまだましな方なのに、それでも頭から足の先まで真っ黒で、二日間は鼻水が黒かったほどだってのに、お父ちゃん&ヤス君は、いったいどんなだったんだろう・・・?
一日ではさすがに全部は終わらなくて、それでも素人では難しいところや危ないところはなんとか終わらせようと、日が暮れて真っ暗になる直前まで頑張ってくれたお父ちゃん&ヤス君に大感謝!
強力助っ人のお二人! 宙を舞っているのはオーブではなく「ホコリ」です。フラッシュをたくとこんなになるほど、作業の後でもホコリだらけ!
1日でここまですっきり! お二人ともおつかれさまでした! あとはオレ&ハルキの貧弱コンビでなんとかやってみまっせ!
よっしゃー!
|
コメント
この記事へのコメントは終了しました。